『小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり』
この言葉はすごく心にきます。
厳しかった先輩からの教えの方が、今となってはすごく役に立ってます。どんな風に教わったかは覚えてないですが、体に染み付いてます。
今と10年前とでは、新人教育の仕方に変化があります。
20年前とはもっと違いがあると思います。
30年前はもっともっと…
人によっては「最近の若い者は」とか「これだからゆとり世代は」なんて言う方もいると思いますが、きっと自分が若手の頃も先輩方に同じ事を言われてたんだろうなって思うと、自分達も今の状況に合わせた教育をしなきゃいけないんだなって痛感します。
先輩方はギリギリのラインまで若手に合わせてくれてたんだと思います。
まぁそんな事は教える側にならないと気付かないですけどね…
これからは今の教育者が、今までの先輩方がやってきてくれた事と同じように、今の若手に合わせる番じゃないでしょうか?
話は戻りますが
小善とは何か?大善とは何か?って事を教育のシーンで考え、自分なりに出した答えを書いていきます。あくまで個人的な意見なので、論争する気はありませんので悪しからず。
小善とは、叱らなきゃいけない時に、その場の空気が壊れてしまうとか、後輩と気まずくなりたくないなどの個人的な気持ちで、後輩を叱らず、目を背ける事。
一見、悪い事はしてないですが、長い目で見たら大悪です!
きっとその後輩は同じ事を繰り返します。
そこに何も成長はないんです。
時には、気付かずにお客様に迷惑をかけてしまうかもしれないです。
大善とは、その場の空気や嫌われたくないって個人的な気持ちは抑え、その後輩の為にしっかり注意し、時には叱り、ちゃんと教えてあげる事。
その後輩の為に良い事をしてますが、時に相手は非情に感じる事もあると思います。
でも、その後輩が成長できるならいいじゃないですか!
きっと将来その後輩には感謝されると思います。
もちろん個人的な感情で怒るのはよくないです!
そりゃ〜辞めて当然の話。
でもその大善に気付かずに辞めていく人もいると思いますが、いつかどこかでその人が活躍できるなら1000歩譲って良しとしましょうよ。
自分は今までの先輩方に感謝してます。
もちろん感謝してない先輩もいますよ(笑)
今と昔で教育の仕方は変わってますが、本質は変わっちゃいけない気がします。
教育とは?成長とは何か?まだまだ模索中ですが
古き良き教えを活かし、今に繋げたいですね。
その繋がりの末に、ステキな美容師が増えたら良いですね♪
ちなみに「繋がり」をフランス語で言うと『Lienリアン』って言います!
あっ!ウチですね(笑)